常識を外して幸せになる思考

「限界です」会社に言い出せなかった先輩が休職したまま帰ってこなくなった

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これは私が仲良くさせてもらっていた先輩が、体調不良になり休職、そのまま復帰できない状態まで追い込まれてしまった話です。

私が転職する少し前に休職状態に入り、療養していますがそれから2年、まだ復帰していないと聞いています。

あなたは「超絶辛いけど、まだ頑張れる。ここで頑張らないと」と一生懸命頑張っていませんか?

本当はもういっぱいいっぱいなのに、やれるのは自分だけだからと抱え込んでいませんか?

 

限界ですと会社に言い出せなかった先輩が休職したまま帰ってこなくなった

電通の女性社員が過労死してしまったニュースはまだ記憶に新しいかと思います。

新聞や週刊誌などには日本特有の企業奉仕的なニュースもあれば、反してパワハラやモラハラ、減ることのない残業時間を訴えるSNSやブログ、ツイッターの投稿は今日も止みません。

実際に私も会社員となって初めて「鬱になって会社に来れない」状態まで追い詰められた社員の方々を見てきました。

本記事の先輩もその内の1人であり、私のいた会社ではマドンナ的存在な女性でした。

 

私が新卒で入社した会社は、「ITに関わりたい」という業界希望もさながら、「社員さんの雰囲気が良いなぁ」と感じたので入社を決めたのもあります。

入社後の懇親会で色々と会社について説明してくれたのがこの先輩だったのです。

この会社のこと好きなんだな~と伝わる話をしてくれたことは今でも覚えていますし、私がプログラミングで悩みに悩んでクヨクヨしていた時も優しく声をかけてくれていました。

【体験談】新卒でSEになったけど、プログラミングが出来なくて会社を辞めたい

 

ある日、先輩の姿が社内から消えていた

私が社内異動をし、普通に働けるようになってからは同じフロアに勤務していたこともあって、ちょっとした会話を良く交わしていました。部署が違うため、何の仕事をしているか詳しくは分かりませんでしたが、人で不足が目立つプロジェクトにいるらしいことは人づてに聞いていました。

 

遅くまで残業している日も結構あったようで、「大変らしいですが大丈夫ですか?」なんて帰り際に挨拶がてら聞いても「大変だけど何とか大丈夫だよー」とちょっと困ったように笑って返してくれていたので、私もそこまで気に留めていませんでした。

まあ、部署自体関係なかった私が聞いても、当たり前ですがそう答えるしかなかったと思いますが・・・。

 

当時、彼女を良く知る私の上司は「そろそろちゃんと休むよう言わないと、彼女は限界まで頑張りすぎる傾向にあるから気をつけないとなあ」なんてボヤいていて、先輩の直属の上司には色々と苦言をしていました。

 

そんなある日、先輩の姿を見ない日が1,2ヶ月ありました。

プロジェクトによって違う支社に行くこともあったようなので、そちらで仕事をしているのかな?と思っていたんですね。

 

何とその何日か後、やはり体調を悪くしていたようで休職状態になっていることを聞かされました。

3ヶ月、半年と休養の期間が延びに延び、とうとう私が転職のため最終出社日を迎えた日まで先輩が職場に戻ってくることはありませんでした。

 

体調の具合と退職することを伝えるためLINEで連絡を取った際は、休養できて良かったことと私の転職をとても喜んでくれました。

近いうちに食事でもと最後に言葉を交わしてからは会っていません。

 

私が転職して1年経った際に以前の上司と会う機会があり、先輩はどうしているかと聞いたところ病状はまだ良くならず、復職の目途がないので退職するようそろそろ会社で動きがあるだろうとのことでした。

自分の限界を知ることと、SOSを出すことの勇気

恐らくですが、先輩は頑張り屋気質と仕事に対する責任感の強さから何でも抱え込んでしまうタイプで、気が付いたときにはそれが限界を超えていたのだろうと思います。

周りもその傾向には気付いていて、声掛けをしていたらしいですが先輩は真面目さゆえ「私は役に立ててない」と逆に自分を責めてしまうため余り強く言えなかったようです。

 

周囲の助けが逆効果を生んでしまうこともあるのかと、私はその時とても驚きました。

残業時間が長期間続くと注意勧告が出ますし、どうしたら負担が減るのか一応確認は取る会社だったのですが、逆にそういう対応ですら人を追い詰めてしまうこともあるんですね。

また本来であればSOSを出していい時に、それが自分で認められない。先輩の場合はこちらの割合の方が高かったと感じます。

「もっと頑張らないと認められないと思った」という頑張り屋の方が陥ってしまう状態ですが、本当に、そこまでしなくて良いんですよ。

 

大人でも自分ではどうしようもない時だってあります。そんな時は自分を責めず、周りに助けを求めて下さい。

「自分の職場はブラックだからそんな暇はない!」という方もいるかもしれませんが、1日くらい休みを取っても絶対に大丈夫です。その間に休職するか、退職するか、転職するかを決めていきましょう。

 

復帰までの時間も長くなると、身体だけではなく精神にも影響を及ぼしてしまう可能性が高くなります。プツンと急に糸が切れると周りはおろか自分でもどうしたら良いか分からなくなってしまうようです。

 

会社は私たちに何もしてくれません。自分を守るのは自分、この言葉の意味を実感しました。

あれから先輩が今どうしているか私には分かりませんが、体調が良くなって元気な姿になっていることを願ってやみません。

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